企業は自社のデータウェアハウスを利用して、アナリティクスを推進しインサイトを創出します。このプロセスを支援するために、データウェアハウスは非正規化された構造の履歴データを保持するよう設計されています。こうした非正規化構造を使用すると、大規模な構造におけるクエリ実行を簡略化しやすくなります。最もよく利用されるオンプレミス型のデータウェアハウスには、Netezza、Teradata、Exadata があります。オンプレミス型のデータウェアハウスで直面する典型的な問題として、スケーラビリティ、管理の度合いが高いこと、コンピュートとストレージの初期コストが高額であることが挙げられます。こうした要因から、クラウドベースのデータウェアハウス・ソリューションに移行されるお客様が増加しています。
AWS Redshift は AWS が提供するクラウドデータウェアハウスサービスです。AWS Redshift はクラウドに展開されるペタバイト規模の完全なマネージド・データウェアハウスで、AWS の他のサービスと組み合わせて、企業が持つデータから新しいインサイトを導出できるようになります。Redshift は一般的な ANSI SQL を使用しており、シームレスな移行と AWS エコシステムとの統合が可能です。
インフォシスの Redshift 移行戦略は、当社が持つデータウェアハウス導入の専門知識やアクセラレーターと組み合わせて、クラウドデータウェアハウスへの移行プロセスの高速化を支援します。
クラウドデータウェアハウス - 移行戦略
Redshift クラウドデータウェアハウスへの移行戦略.
図 1: AWS Redshift へのデータウェアハウス移行 - パターン
データウェアハウス移行の構成要素
データウェアハウスの移行には、複数の構成要素の移行/再構築が伴います。構成要素にはスキーマ (テーブル、ビュー)、履歴データの移行と差分データの追加、ETL コンポーネントの構築と消費コンポーネントの新規データウェアハウスへの接続の変更などがあります。
構成要素
ツール/自動化
スキーマとデータの移行
AWS SCT/AWS データベース移行サービス/アクセラレーター
データベースコードの移行
AWS SCT/パートナー・ソリューション/社内ツール/マニュアル
データベース作業/ETL 移行
AWS SCT/パートナー・ソリューション/社内ツール/マニュアル
レポーティング/下流工程の移行
カスタム・ツール/マニュアル
ユーザーの移行
カスタム・ツール
図 2: データウェアハウス移行の構成要素
Redshift データウェアハウスへの移行に役立つ AWS サービス
Infosys データ・ウィザード:
Infosys データ・ウィザードは、シームレスなデータ移行を促進するアクセラレーターのセットを備えた包括的なフレームワークです。
図 3: Infosys データ・ウィザードの内容
インフォシスが提供する Redshift 移行にはデータウェアハウス導入の専門知識とインフォシスのアクセラレーターが含まれており、これらをクラウドデータウェアハウスへの移行プロセスの高速化にご活用いただけます。
インフォシスの移行戦略は、以下を利用した高速化でデータウェアハウスを Redshift に移行するお客様を支援します。
Infosys データ・ウィザードは、50~55% の工数削減を目指してお客様を支援します。ソリューションの主要な付加価値には次の内容が挙げられます。
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